お知らせ
みやぎの「花は咲く」合唱団_5月
- 2025.5.19
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≪みやぎの「花は咲く」合唱団≫
かつて仙台市宮城野区の仮設住宅にお住まいだった方や、津波被災地域にお住まいの60歳以上の方々と
毎月1回、合唱の練習をしています。2013年10月から続いている活動です。
(仙台市 音楽の力による震災復興支援事業)昨日の仙台青葉まつりの喧騒とは打って変わり、街は穏やかな表情をしている今朝です。さあ、今日も講師のソプラノ齋藤翠さん(仙台オペラ協会)とピアノ目々澤亜紀さんと一緒に、元気に歌っていきましょう。
軽くストレッチしたあと、久しぶりにみんなで肩もみをやってみました。揉みつ揉まれつお互い様のコミュニケーションで、肩も空気も一気にほぐれました。
のど慣らしに中山晋平『てるてる坊主』を歌います。短調の微妙な音程で「童謡」にしては難しい歌のようですが、皆さんにはよくおなじみらしく、難なく歌っていました。さすがですね!
今日は『あきらめないで』から練習しました。まだまだ音程は取れていないので、まずリズム読みをして、言葉の入れ方を覚えます。翠さんの手拍子に合わせて、何度も歌詞を読みました。付点音符や裏拍にけっこう手こずっている様子でしたが、そのうちできるようになりますから、あきらめないでくださいね。
3月のコンサートで好評だった『春のメドレー』に、新しく『荒城の月』も追加して歌うことにしました。数年前の課題曲だったこともあり、みなさん堂に入った歌いっぷり。背中を反らすようにして胸を開いていくことを意識しつつ、朗々と歌いました。これは期待できそうです。
『異邦人』では「前奏のカッコよさを活かすために、みなさん譜面は観ずに客席へ目線を向けてください!」と、本番を想定した表現を要求されました。加えて、ヴォカリーズが痩せないように音符いっぱいに太く歌うことや、「ダ」「バ」など子音のさばきを軽やかにすることなど、細かい指導がありました。
「え~、わかんない」「ここはどうだっけ?」と、何かにつけてざわつくメンバーでしたが、練習を始めてまだ2回目ですから、焦らずに確実に歌っていこうではありませんか!