お知らせ

【文化庁派遣事業】こどもの国幼稚園へ

2014.1.17

*音楽の力による復興センター・東北は、平成25年度文化庁芸術家派遣事業〔東日本大震災復興支援対応〕の
音楽プログラムをコーディネートしています。

こどもの国1 仙台市泉区寺岡にあるこどもの国幼稚園へ、仙台チェンバーアンサンブルのみなさんと伺ってきました。 この幼稚園は全園児271名と規模も大きく、コンサート会場となったホールはなんと床暖房!演奏家にも楽器にも床暖房の柔らかな暖かさはとても快適で心地よく、みなさんスリッパを脱いでリハーサルしていました。
4~6歳児11クラスもあるので、広いホールは子供達でいっぱいです。コンサートが始まると、みんな良い姿勢で集中して聴き始めました。小学生顔負けの立派さでした。
クラリネット叶光徳さんの丁寧なお話しには、音楽をより楽しんで聴くためのヒントがあちらこちらに隠されていました。『動物の謝肉祭』から「ライオン」を演奏した際には、「どんな動物を真似した曲でしょうか。ライオン?イヌ?サル?」と三択クイズ。子供達にはいろいろに聞こえたらしく答えが分かれ、「ライオン」が正解と分かると大歓声があがりました。
後半は子供達も「ドレミの歌」にボディパーカッションで参加したり、園歌を一緒に歌ったりしました。教室に戻ったあと、先生に「どの曲が一番よかった?」と聞かれたある男の子が「園歌」と答えていました。みんな、いつも歌っている園歌がとても好きなんですね。こどもの国4

コンサートの最後には、4人のお友達からお礼の言葉をいただきました。立派な態度に出演者の皆さんも驚いていました。最後に「またこどもの国幼稚園にいらしてください」と言われました。そうですね、またみなさんにお会いできたらいいなと思います。