事務局だより

「くまもと音楽復興支援100人委員会」

2016.8.8

ご報告が遅れてしまいましたが、さる7月9~10日、本センターの代表理事である大澤隆夫が、(公社)日本オーケストラ連盟の吉井實行専務理事と熊本を訪問し、「くまもと音楽復興支援100人委員会」のみなさんとお話させていただきました。

東日本大震災以降、避難所や仮設住宅等で「復興コンサート」を実施している本センターでは、オーケストラ連盟傘下のオーケストラ団員が被災地支援コンサートを開催する際の双方の役割や、負担の仕組みを取り決めています。今回の熊本地震に対する被災地支援コンサートでも、九州交響楽団員の出演について、「復興コンサート」と同様の仕組みで行うことといたしました。
「炊き出しコンサート」という名前のこの被災地支援コンサートで、現地コーディネイトを担当しているのが「くまもと音楽復興支援100人委員会」です。今回の訪問ではスタッフのみなさんと意見交換も行いました。

こうした音楽による支援を行ううえで、100人委員会や本センターのように、現地コーディネイト等を担う中間組織の存在が大きな役割を果たすことを改めて確認する貴重な機会でした。
まだまだ生活が安定しない方も多い中、100人委員会スタッフの方をはじめ熊本のみなさんには大変お世話になりました。ありがとうございました。