9月28日、仙台市宮城野区の鶴ケ谷七丁目北区町内会のふれあい親睦会にて復興コンサートをお届けしてきました。
鶴ケ谷地区は昭和中期に造成されたいわゆるニュータウンで、震災による宅地被害も多かった地域です。今日の運営スタッフを務める福祉委員さんの中にも「うちが全壊しちゃってね…」とおっしゃる方がありました。
80名を超える方が集まり、前町内会長さんが作詞作曲した「鶴ケ谷春秋」というオリジナルのご当地ソングを全員で歌っていました。

今日の演奏はTwo Spring Strings with Mami （ヴァイオリン岡千春さんと門脇和泉さん、ピアノ門脇麻美さん）のトリオです。モーツァルト「トルコ行進曲」、モンティ「チャルダッシュ」のほか、日本の四季の唱歌を演奏しました。小さく口ずさむ方、目を閉じて聴き入る方、とみなさんそれぞれ熱心に聴いている様子でした。終演後、ある方が楽屋にいらして「パッヘルベルのカノンは大好きな曲。初めて生演奏で聴けたので本当にうれしい」と演奏家に話しかけていました。