仙台市宮城野区の被災者交流支援事業の一環として、≪仙台フィルとうたう「花は咲く」合唱団プロジェクト≫を始めました（主催：音楽の力による復興センター・東北、仙台市）。
宮城野区のプレハブ仮設住宅や借上げ民間賃貸住宅および津波浸水市域にお住まいの高齢者にお声掛けして、「花は咲く」だけを歌う合唱団を結成し、来年4月には仙台フィルの室内楽と一緒に宮城野区文化センターのステージで歌うという企画です。練習は毎月1回、宮城野区内の市民センターなどで行います。

練習初回となる今日は4名の参加者がありました。簡単な体操や発声練習で充分にウォーミングアップをした後、「花は咲く」を歌ってみました。みなさん積極的で、「出だしのタイミングを知りたい」「ここはどう伸ばすの？」「こんな高い音、出せるようになるかしら…」とさまざまな質問が出てきました。
練習後のお茶会では「歌うって全身を使うことなのね」「汗かいたねえ」と、新鮮な体験に話が弾みました。
次回は仙台オペラ協会のソプラノ歌手、齋藤翠さんをお招きして、さらに本格的な練習をする予定です。お楽しみに。