お知らせ

岩沼「うたのひろば にゃん♪」_11月

2020.11.5

復興センターでは【Morino花cco】【すずの会】と協力して
岩沼市で月に1回「うたのひろば にゃん♪」を開催することになりました

冬に近づき寒さが増している今日この頃、みんなで楽しく歌って免疫力を高めていきましょう!本日も音楽リーダーを務めるのは仙台オペラ協会のソプラノ岩瀬りゅう子さんと松本康子さん、ピアノ伴奏は富樫範子さんです。

 

今日もクラシックから童謡、歌謡曲まで、さまざまな曲が登場しました。
かつて空前のブームとなった『だんご3兄弟』では、松本さんとすずの会のメンバーがコーラスを担当。タンゴ調のメロディを楽しく歌いました。続くナポリ民謡『サンタ・ルチア』では自称・仙台オペラ協会吉本部の松本さんが、歌詞を『黒田節』に変えて熱唱。3拍子の優雅なメロディで ♪さ~け~は のめのめ~ と始まったので、思わず吹き出す人もいました。日伊両国の民謡の意外なコラボに、会場からは笑い声と拍手がわきました。
岩沼のうたのひろばには男性の参加者も多く、今日も半数以上が男性でした。『坊がつる賛歌』を高らかに歌い上げる男性陣の声を聴いた岩瀬さんが「とってもいい声なので、男性だけで歌ってもらいましょう」とリクエスト。突然のことにどよめく男性陣でしたが、いざ歌い出すと実に堂々といいお声を響かせてくれました。聞き終えた女性陣からは黄色い歓声と拍手が起こり、岩瀬さんも「ドキドキするくらい素敵でしたね!」と感心した様子でした。

 

 

音楽リーダーのお二人による歌唱も堪能しました。
岩瀬さんが歌ってくれたのは、リクエストがあった『箱根八里』。箱根の山道の険しさを勇ましいメロディで歌うこの曲を聴いていると自然と力がわいてくるようです。中国の故事や古典・歴史に由来する言葉が盛り込まれている歌詞はとても難しいのですが、岩瀬さんと一緒にそらで歌える方もいました。
松本さんは「お笑いオペラ歌手だと思われないように・・・」と、オペラ「トゥーランドット」から『氷のような姫君の心を』を歌ってくれました。壮絶ともいえるような歌声に息をのむようにして聴き入っていた参加者は、曲が終わると感嘆の声とともに大きな拍手をおくりました。

今日もたくさん歌ってすてきな歌を聴いて、みなさん大満足の様子でした。本格的な冬にそなえて、歌で元気をチャージできたでしょうか。次回もよろしくお願いします!