お知らせ
【文化庁派遣事業】茂庭台小学校へ
- 2013.10.29
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*音楽の力による復興センター・東北は、平成25年度文化庁芸術家派遣事業〔東日本大震災復興支援対応〕の音楽プログラムをコーディネートしています。
今日は仙台チェンバーアンサンブルのみなさんと、仙台市立茂庭台小学校へ伺いました。
2年生2クラスと2つの支援学級の子供たち、合わせて66名が参加しました。子供たちは、音楽室に入ってくるなり「わぁ!色んな楽器がある!」と興味津々の様子。先生と拍手の練習をして開演を待ちました。運動会でおなじみの「道化師のギャロップ」が始まると、椅子に座ったままノリノリで聴く子も。こんなに近く、目の前でコンサートを聴く(見る)のは初めてだったようで、みんなとても嬉しそうでした。
間もなく予定されている学習発表会で歌う嵐の「ふるさと」では、子供たちも一緒に大きな声で歌いました。このコンサートの前の時間に地元のコーラスグループのみなさんから指導してもらったのだそうです。今日はたくさんの音楽に溢れた一日になりましたね。
茂庭台小学校は、今年の4月まで、震災後の補修工事が終わらず、子供たちは音楽室のある北校舎に入ることができませんでした。2年以上経って、仙台市内でもまだまだそうした状況にあることを改めて知りました。*In 2013 we coordinate music program of the Agency for Cultural Affairs’ Artist Deployment Project (to support recovery from the Great East Japan Earthquake).
Today “Sendai Chamber Ensemble” held a performance at Moniwadai Elementery School in Sendai.