《石巻地域「心のランドマーク」計画》とは、震災の影響で閉校になる石巻地域の学校の校歌をプロフェッショナルのオーケストラ演奏でCD化し、地域の共有財産および後世への記録／記憶として遺すプロジェクトです。

石巻在住で明治大学交響楽団出身の蟻坂隆さんの呼びかけに、ライフワークとして石巻地域の校歌の原譜を収集していた新田昭夫さんをはじめとする地元有志の方々と、日本オーケストラ連盟、音楽の力による復興センター・東北が賛同し、実行委員会を立ち上げました。

2013年2月26日、この計画についての記者会見が石巻市役所記者クラブにて行われました。

石巻地域「心のランドマーク」実行委員会
蟻坂　隆さん（実行委員長）
梶原義雄さん（石巻地区退職校長親交会）
新田昭夫さん（元音楽教師・校歌155曲の原譜を収集）
首藤直彦さん（明治大学石巻地域校友会）
足立岳志さん（石巻市民交響楽団）
松下　功さん（社団法人日本作曲家協議会会長）
吉井實行さん（公益社団法人日本オーケストラ連盟事務局長）
大澤隆夫　　（一般財団法人音楽の力による復興センター・東北　代表理事）

石巻地域で閉校となる学校は20校あります。新田さんが集めた校歌の楽譜をもとにオーケストラ用に編曲され、全国の著名オーケストラによって演奏・録音されます。
今年の夏をめどに録音を済ませ、CDは200枚限定で制作される予定です。その後、石巻および周辺地域の自治体や図書館などに寄贈され、広く活用してもらうことになっています。