おんがくひろばレポート

「タネまき、タネまき、大きくなあれ!」開催しました

2025.11.1

仙台市は、新しい音楽ホールと中心部震災メモリアル拠点の複合施設を整備する計画を進めています。
この施設では『文化芸術を子育て・教育・福祉・まちづくりなどに生かす』ことを大きなテーマとし、
施設のオープンに先立ち、さまざまな取組みにチャレンジしていきます。
その一環として開催する「青葉山おんがくひろば」は、施設が立地する青葉山エリアを舞台に、
子どもたちが音楽をはじめとするさまざまな芸術と出会い、
創造性や発想力を育むことができるイベントです。

東京文化会館ミュージック・ワークショップ「タネまき、タネまき、大きくなあれ!」

ネズミの“しろ子”とネコの“トラ”が「一緒に畑を作ろう!」とこどもたちを誘います。
地面を耕し、種を蒔いて、水をやり…三線や琴、ピアノの演奏に合わせてたのしく身体を動かします。
最後はみんなで力を合わせて、大きなおいもを収穫!こどももおとなも大よろこびでした。

◆こどもからの声
「ことのおと、とてもきれい」
「みんなでじゃがいもひっこぬけて、おもしろかった」
「とてもおもしろかったし、とてもだんすがじょうずでした」

◆おとなからの声
「普段聞く機会のない楽器の演奏があり、耳が幸せでした!」
「45分間の中にストーリーがあって、すばらしかったです」
「時間があっという間に過ぎていました。楽しかったです」

◆出演
高田有香子(東京文化会館ワークショップ・リーダー)
吉澤延隆(東京文化会館ワークショップ・リーダー)

※東京文化会館では、ポルトガルの音楽施設「カーザ・ダ・ムジカ~Casa da Música~」と連携し、2013年以来、独自のミュージック・エデュケーション・プログラムを実施しています。
青葉山おんがくひろばでは、同館のワークショップ・リーダーをお招きし、ジャンルを超えた音楽の楽しさを体験しながら創造性や協調性を育む参加型の教育プログラムをお届けしました。

◆写真 佐々木隆二