事務局だより
音楽ホール建設基金創設発起人会が発会しました
- 2014.7.3
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昨年10月に仙台経済同友会が震災復興第4次提言を発表しました。そのなかで、心の復興のための音楽ホール建設が提案され、そのため3年間で10億円を目標とする「音楽ホール建設基金」の創設に取り組むことが表明されています。その後、仙台商工会議所、東北経済連合会、みやぎ工業会も代表発起人に加わって、本日、「音楽ホール建設基金創設発起人会」が発会しました。
また、発会の記念として、兵庫県立芸術文化センター副館長の藤村順一さんをお招きし、「兵庫県立芸術文化センターの歩み~復興のまちづくりと地域の活性化~」を講演していただきました。
ひとつの劇場がまちや人に与える影響とその好循環についての興味深い事例をご紹介いただきました。
音楽の力による復興センター・東北は、復興活動の本拠地としての機能も含めて、仙台市中心部に2000席規模のホール建設を望むシンポジウムをこれまで2回開催してきました。今日の講演会もそれと同様なコンセプトとなっています。当センターは発起人の一員として参加するとともに、事務局の構成メンバーでもあります。また、公益財団としての事業にホール建設への寄付受け入れが明記されており、今回の基金創設においてもその受け皿となることが了承されました。
復興のシンボルとなる音楽ホール建設へ向けて、新たな一歩を踏み出した日となりました。