宮城野区社会福祉協議会の民生委員児童委員協議会活動強化研修会にて、当財団代表理事の大澤隆夫による講演「音楽の力による復興支援《寄り添う》ということ」と、杜の弦楽四重奏団による復興コンサートを行ないました。
民生委員や児童委員は地域住民の相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める方々です。宮城野区は沿岸部の津波被害および内陸部の宅地被害も大きい地域で、委員にはご自身が被災しながらも他の被災者のために尽力してきた方が多くいらっしゃいます。
  今日は復興コンサートの歴史をご紹介するとともに、委員のみなさんのご苦労を音楽でねぎらう機会としました。
会場となった宮城野区文化センターパトナホールは音楽専用ホールということもあり、いつも以上にすばらしい響きです。参加者はモーツァルト、ドヴォルザークなど弦楽の名曲にうっとりと聴き入っている様子でした。松島の民謡「斎太郎節」を弦楽にアレンジした演奏には驚きの声と大きな拍手が沸きました。