お知らせ

南相馬③西町団地へ

2019.3.6

ソプラノ千石史子さんと、クラシックギター小関佳宏さんとのデュオで、南相馬市内の復興公営団地にお伺いする2日目。午前中は、南相馬市鹿島区にある西町団地に伺いました。2階建の戸建が並ぶ一角は、一見すると復興公営団地だとはわかりません。三世帯住居の方も多く、働いている世代は平日日中なのでいらっしゃるのは難しいだろうとのことでしたが、8名の方が足を運んでくださいました。今回も、特定非営利活動法人みんぷく南相馬拠点スタッフの皆さんに、チラシの配布や当日のお声がけなど、大変お世話になりました。ありがとうございました。

天井の高い、小ぢんまりとしたリビングスペースでのサロンコンサートは、文字通り目の前で演奏を楽しんでいただくこととなりました。「春待ちコンサート」の名前にふさわしく、童謡から福島県沿岸部にちなんだ「みだれ髪」、フィンランド語の「Tango Fumiko」まで、またギター独奏も交えてのあたたかなコンサートとなりました。後半、一緒に一曲、歌っていただく頃には、皆さんのお顔にも笑顔が溢れていました。千石さんからのワンポイント・アドバイスもあって、いつもよりもいい声が出ていたとか…?終演後には、輪になって演奏されたお二人に、直接感想や質問をいただいたりと、交流を温めることもできました。皆さん、またいつかお会いできますように!