お知らせ
岩沼「うたのひろば にゃん♪」_12月
- 2020.12.10
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復興センターでは【Morino花cco】【すずの会】と協力して
岩沼市で月に1回「うたのひろば にゃん♪」を開催することになりました岩沼では今年最後になる「うたのひろば にゃん♪」には、たくさんの方にご参加いただきました。何かと気忙しくなる12月、音楽でひとときの癒しの時間を過ごしていただければと思います。
さて本日は歌の前に、ハンドベルの演奏に挑戦してもらいました。仙台オペラ協会のソプラノ岩瀬りゅう子さんとピアノの富樫範子のお二人が「はい、これはドの音」「あなたはレね」と、どんどんベルを配っていきます。ハンドベルを手にするのは初めての人がほとんどだったでしょう、皆さんおっかなびっくりな様子で鳴らしてみていました。
演奏したのは『きよしこのよる』。歌うぶんには簡単な旋律ですが、楽器で演奏するとなると話は違います。岩瀬さんがホワイトボードに書いてくれた音階(もちろん五線譜ではなく、「ドレミ」表記です)を目で追い、さらに岩瀬さんと富樫さんに指示してもらいながら、みなさん一生懸命ベルを鳴らしていました。ピアノ伴奏もつけて演奏してみると、なかなか様になったいるのではないでしょうか。
頭と体の運動になったハンドベル体験のあとは、歌のコーナーに移りました。
最初に歌ったのは『世界にひとつだけの花』です。参加者の男性からリクエストがあった曲ですが、奥様に「君は僕にとって、世界にひとつだけの花だよ」という想いを込めたリクエストなんだそうです。心温まるお話を聞いた他の参加者も、現在体調を崩されているという奥様に想いが届くようにと気持ちを込めて歌っていました。他にも『山寺の和尚さん』や『銀色の道』など、懐かしい曲が次々と登場しました。
明るく軽快なメロディで、歌っていると元気が出てくる『丘を越えて』も楽しく歌いました。マンドリンの合奏曲として作曲された『ピクニック』という曲に歌詞をつけてできたというこの曲、前奏がとても長く、何と46小節もあるそうです。もちろん全部弾くのは大変なのですが、参加者の「聴きた~い!」の声に富樫さんが応えてくれました。何度も今か、今か、と思わせる長い前奏を見事に弾ききってくれた富樫さんの「せーの」の合図で、参加者も待ちかねたように大きな声で歌い出していました。
最後に歌ったのは『東京ラプソディ』でした。作曲した古賀政男が、『東京行進曲』(中山晋平作曲)よりもう1歩モダンな東京の表現に挑戦したというこの曲には、”花の東京”への賛美と憧れがあふれているようです。そんな曲を歌う参加者の様子を見ていた岩瀬さんは「歌う皆さんのお顔がとても嬉しそうですね」と、ご本人もニコニコしながらお話していました。今日もたくさんの歌を歌いました。歌うことは全身運動、たった1時間の歌の会でもけっこう体力を使います。「今日はきっとよく眠れると思いますよ」という岩瀬さんの言葉に、皆さんスッキリとした顔で頷いていました。
次回の「うたのひろば にゃん♪」は1月21日(木)に開催予定です。いよいよ寒さも厳しくなってくるようです。体調など崩さず、来年も元気にお会いしましょう!