お知らせ

みやぎの「花は咲く」合唱団_8月

2021.8.24

≪みやぎの「花は咲く」合唱団≫
かつて宮城野区の仮設住宅にお住まいだった方や津波被災地域にお住まいの
おおむね60歳以上の方々と毎月1回合唱の練習をしています。
2013年10月から続いている活動です。
(仙台市音楽の力による震災復興支援事業)

仙台では連日、感染者数の増加が伝えられていて再三再四で心配の多い状況となってきましたが、合唱団メンバーも講師の齋藤翠さんも伴奏の目々澤亜紀さんも元気そうでほっとしました。月に一度の練習会、今日も感染症対策をしっかりと取りながら練習していきましょう!
ウォーミングアップを兼ねて毎回懐かしい童謡を1曲歌うのですが、何の気なしに歌うと「今、“あくびののど”を忘れていましたね」と翠さんから鋭い指摘があるのです。合唱用の喉の開け方や発声の仕方をいつなんどきでも使えるようにするのが目下の課題、油断大敵ですね。

 

今日は「同じ音程を続けるときの歌い方」について、がっちり練習しました。ちょっと気を抜くと音程は下がりがちになります。同じ高さでまっすぐ歌うためには、斜め上を目指すつもりで歌うのがコツだそうです。翠さんは空を駆けるアンパンマンのように片手を突き上げて見せました。楽譜の音符を見ているだけではわからない意識の使い方がわかりやすく伝わって、メンバーの歌声も安定して聞こえました。すごい効果です。

新曲の音取りはまだまだおぼつかない様子ですが、ときおりハーモニーの美しさがきらめく瞬間があります。これも蓄積のなせる技と思われます。倦まずたゆまず楽しく練習していきましょう!