お知らせ

【文化庁派遣事業】南中山小学校へ

2013.11.18

*音楽の力による復興センター・東北は、平成25年度文化庁芸術家派遣事業〔東日本大震災復興支援対応〕の音楽プログラムをコーディネートしています。

今日は仙台市立南中山小学校の1~3年生286名のもとへ、加藤詢子マリンバアンサンブルのみなさんと「いろいろな音楽をきいてみよう~パーカッション!」コンサートを届けに行ってきました。メンバーは熊谷昇子さん、布田恭子さん、丹野富美子さん、誉田広耶さんの4名です。
正面外は青空、ぽかぽかと良いお天気の小春日和。体育館には大きなマリンバ2台とその間にドラムセットがセッティングされました。子供たちは防災頭巾を座布団代わりに座り、アンコールの拍手の練習をしながら出演者を待ちました。

「カルメン前奏曲」が元気よく始まると、そわそわしていた子供たちも途端に集中して聴き始めました。続く映画の主題歌やアニメソングでは、大きな歌声を聴かせてくれました。また「チャップスティック」では、布田さんが途中から体育館の床も小太鼓のように叩き始めてみんなびっくり!パイプ椅子の背もあっという間に良い音のする楽器に代わりました。「叩いたり、振ったり、こすったりして音の出るものは、すべて打楽器です」と教わりました。下の写真は誉田さんの合図にあわせて、「クシコスポスト」の演奏に手拍子で参加しているところです。スリッパ 自分の身体も打楽器になっちゃうんですね。
嵐の「ハピネス」やアンコールの「Sing Sing Sing」では手拍子が起こったり、座ったまま踊りだす子がいたり、中にはエアードラムを叩いていた子もいました。みなさん思い思いに楽しんでくれて、演奏家の皆さんもとても嬉しかったようです。
またいつか、お会いしましょう!
*In 2013 we coordinate music program of the Agency for Cultural Affairs’ Artist Deployment Project (to support recovery from the Great East Japan Earthquake).
Today we held a percussion performance at Minami-Nakayama Elementary School in Sendai.
The musicians: Kyoko Fuda, Shouko Kumagai, Fumiko Tanno and Hiroya Honda.