お知らせ

【文化庁派遣事業】人来田保育所へ

2013.11.19

*音楽の力による復興センター・東北は、平成25年度文化庁芸術家派遣事業〔東日本大震災復興支援対応〕の音楽プログラムをコーディネートしています。

今日は仙台市人来田保育所へピアノと木管楽器のアンサンブルをお届けしました。演奏はフルート櫻井希さん、クラリネット叶光徳さん、ピアノ渡邊梨絵さんです。IMG_20131119_104208 IMG_20131119_105657
0歳児から5歳児までおよそ100名が集合しました。元気いっぱいの子どもたちは思い思いの反応をみせ、「チャルダッシュ」などテンポの速い曲では猛烈に頭を振ったり走り回ったりと大騒ぎ。。。でも「シンコペイテッド・クロック」では曲に合わせて一所懸命に手拍子をし、「手のひらを太陽に」では年少さんも年長さんも一緒に、全力投球の大合唱になりました。終演後は子どもたちから「アンコール!」の声がやまず、異例のダブルコールとなりました。IMG_20131119_110826
終わって、先生から「いつもは無表情な子が生き生きしていました」「落ち着きのない子も集中して聴いていたね」との言葉をいただきました。演奏会のあとはお昼ごはんの時間だったのですが、年長さんクラスでは、箸箱をフルートやクラリネットに見立て、さらにおしぼりをたたんでピアノに見立てて、即席バンドがあちこちで結成されたそうです。子どもたちの想像力と創造力に演奏者のみなさんは心底から感心していました。
*In 2013 we coordinate music program of the Agency for Cultural Affairs’ Artist Deployment Project (to support recovery from the Great East Japan Earthquake).
Today we held a performance at Hitokita Nursery School in Sendai.
The players were Nozomi Sakurai(flute), Mitsunori Kanou(clarinet) and Rie Watanabe(piano).

After the rehearsal a teacher commented, “students who are usually expressionless were lively” and “restless students were concentrating”. During the lunch break, impromptu bands were formed here and there as students used their chopstick boxes as flutes and clarinets and their folded napkins as pianos. The musicians were extremely impressed by the students’ imagination and creativity.