お知らせ

みやぎの「花は咲く」合唱団_8月

2022.8.26

≪みやぎの「花は咲く」合唱団≫
かつて宮城野区の仮設住宅にお住まいだった方や津波被災地域にお住まいの
おおむね60歳以上の方々と毎月1回合唱の練習をしています。
2013年10月から続いている活動です。
(仙台市音楽の力による震災復興支援事業)

前回からちょっと間があいて、およそ一ヶ月半ぶりの練習日となりました。講師の齋藤翠さん、伴奏の目々澤亜紀さんと一緒に、今日も練習を始めましょう
本日の練習内容のポイント1つ目は【母音をしっかり歌うこと】。子音を歌いすぎたり、元気よく歌おうとして母音を響かせることが疎かになってしまったりして、聴かせどころの母音の響きが痩せてしまっていました。翠さんは何度も母音を丁寧に歌っているときとそうでないときの歌い方を実際にやってみせて、自分たちの耳でその違いを確かめさせてくれました。歌うときは子音はとにかく引き算!母音をたっぷり歌って響かせることを意識しましょう。

もう1つのポイントは【息を流すこと】。歌っている間も腹式呼吸を意識して息を流すことで、伸びやかな歌声になります。どうしたら息を流せるのか、と四苦八苦しているメンバーに、翠さんは「マリオネットみたいに上から吊られているイメージで、音を伸ばしているときに首を伸ばしてみてください」とアドバイス。そうすると自然と喉の奥まで開いて声が出しやすくなり、響きがとても美しくなったのが自分たちにも分かりました。歌は全身運動。ちょっとした体の使い方で歌声は大きく変わります。全身を使って豊かな響きで歌えるよう、これからも頑張りましょう!