お知らせ

みやぎの「花は咲く」合唱団_12月

2022.12.7

≪みやぎの「花は咲く」合唱団≫
かつて宮城野区の仮設住宅にお住まいだった方や津波被災地域にお住まいの
おおむね60歳以上の方々と毎月1回合唱の練習をしています。
2013年10月から続いている活動です。
(仙台市音楽の力による震災復興支援事業)

12月に入るや急に本格的な冬がやってきました。寒くなるとどうしても体が硬くなってしまうので、今日はウォーミングアップを念入りに行いました。それからしばらく遠慮していた肩のもみ合いっこも。知らず知らず張っていた肩や背中の筋肉も、人の手で揉んでもらうとじんわりと温かくなって気持ちがいいです。講師の齋藤翠さん、ピアノの目々澤亜紀さんも列に加わった肩揉みで、心までぽかぽかになりました。

今日の合唱練習のキーワードは【熱々のたこ焼き】です。歌うときに口の中の空間を広くする、ということを説明する際、翠さんが「熱々のたこ焼きを口に入れたときみたいに」という例えを出したのですが、これが効果てきめんだったのです。イメージしやすかったのか声の響きがそれまでと全然違うものになったので、翠さんも練習中に何度も「たこ焼き入れます!」と指導していました。
これも寒さのせいなのか、今日は特に口の開き方が小さくなりがちでした。口内やのどの奥まで大きく空間をあけて、口の開きは横ではなく縦に開けましょう、と繰り返し指導がありました。マスクのせいで口を開けにくいこともあってみんな苦労していましたが、意識するのとしないのとでは歌声が全く別物です。正しい歌い方がすっかり癖になるよう、繰り返し練習していきましょう。

早いもので、今年の合唱練習は今日が最後。今年も1年お疲れ様でした。年が明けたら3月頭の本番まであっという間。これまでコツコツと積み上げてきたものは確実に歌声にあらわれていますので、気持ちを切らさず年末年始も自主練習に励んでいただけると嬉しいです。それでは次の練習会でお会いしましょう!