お知らせ
巨大絵画が繋ぐ東北と神戸
- 2014.1.5
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新春1月5日から17日まで絵画展「加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸2014」が神戸にあるデザイン・クリエイティブセンター神戸KIITOで開催されています。宮城県在住の画家、加川広重さんが東日本大震災からインスピレーションを得て描いた5.4m×16.4mの巨大な水彩画2作品を展示し、観た人がいまも被災地で困難な状況にある人びとへ思いをめぐらせる場となることを目的としています。この絵の前では音楽演奏やダンス、トークセッションなどさまざまなプログラムが行なわれます。
当センターではこの催しのオープニングコンサートに「TSUNAMIヴァイオリンプロジェクト」とともに協力しました。仙台フィルのヴァイオリスト岡村映武さんが、ヴァイオリンドクター中澤宗幸氏が奇跡の一本松や被災した家屋の木材を使用して作ったヴァイオリンを演奏しました。また、共演したピアニスト井出智佳子さんが弾いたピアノは阪神大震災で傷ついたものを再生したものです。同じく共演の大阪フィルハーモニー交響楽団のチェリストの庄司拓さんは昨年、仙台市太白区での復興コンサートにもおいでいただきました。
東北と神戸を「繋ぐ」このイベントを象徴するコンサートでした。