お知らせ
【花は咲く】高砂市民センター_1月
- 2014.1.8
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宮城野区被災者交流支援事業 ≪仙台フィルとうたう「花は咲く」合唱団プロジェクト≫
(主催:音楽の力による復興センター・東北、仙台市/助成:ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞)
おおむね60歳以上の津波で被災した方々と毎月1回、仙台市宮城野区内3か所の会場で合唱の練習をしています。
今年4月、仙台フィルと一緒に宮城野区文化センターのステージで歌います。昨日に引き続きましての「花は咲く」合唱団プロジェクト、今日は宮城野区高砂市民センターでの練習でした。
合唱指導の齋藤翠さんは「ほめて伸ばす」タイプなので、ご参加のみなさんは「えーそんなことないわよぉ」「先生はほめ過ぎだよ」と言いながらもまんざらでもない様子。練習中はあちこちで笑顔が咲きます。今回は間奏から二番の歌いだしを丁寧に練習しました。本番では指揮者がいないので自分たちでしっかり歌いださなければいけません。「無理だわあ」「きっかけが覚えられない」とざわめく会場。しかし、伴奏の可沼美沙さんにご協力いただきながら、5回、10回と根気よく繰り返すうちにどの方も自信を持って歌えるようになりました。
その後、翠さんは「みなさん、ミンミンゼミのまねをしましょう!」と、鼻腔を響かせる方法を丹念に示しました。合唱としての良い声を出すには鼻も大切なのですねえ。
寒い季節ですが、呼吸を深く、大きな声で歌うと体がほかほかと温まってきます。また来月もお元気でお会いしましょう。