角田市総合保健福祉センターウエルパークかくだでは、ランチタイムに音楽をたのしむ「ウエルパークコンサート」が平成20年より続けられています。70回目を迎える今回は、角田市内のみなし仮設にお住まいの方にもご案内を差し上げ、「復興コンサート」として開催することになりました。出演はクラリネットアンサンブル・エニグムです。 寒い日でしたが、通常よりも多い100名ほどのお客様が駆けつけてくださいました。
エニグムは、尾前徹哉さん、叶光徳さん、加茂衣織さん、菊池澄枝さん、日比野裕幸さんの5名によるクラリネット五重奏という編成です。クラリネットだけのアンサンブルを聴く機会というのは滅多になかったようで、観客の皆さんは楽器に興味津々の様子でした。モーツァルトの「ディヴェルティメント」のほか、“クラリネット”と“ジャズ”と言えばベニー・グッドマンということで、「シング・シング・シング」などノリのよい曲もあり、最後には会場のみなさんと「花は咲く」を歌いました。
終演後には、ウエルパークコンサート実行員会より素敵な花束をいただきました。また、「定期演奏会はどこで開催されるんですか？」「いつ？」と質問する方が何人もいらっしゃいました。角田のみなさんにも、エニグムの素敵な演奏をお届けすることができて、こちらも嬉しく思いました。

そしてお客様のお一人が尋ねました。「“エニグム”ってどんな意味？」
…答えは「謎」という意味だそうです。