お知らせ
木町通地区「復興ふれあいコンサート」開催しました
- 2014.1.18
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仙台市木町通市民センター主催「きまちハートふる絆づくり 復興ふれあいコンサート」が開催されました。
木町通地区は、青葉区の中で最多の260世帯がみなし仮設および応急仮設住宅に暮らしています。
今回の出演は、仙台フィルヴァイオリン奏者の小池まどかさんとフルート奏者の山元康生さん、そしてフリーランスのピアニスト山元陽子さんによる三重奏です。
そして、今回は木町通小学校の児童有志36名による「木の芽合唱団」が復興ソング「希望の道」と「大切なもの」の2曲を共演することになり、石田教頭のご指導のもと12月から朝練習を重ねて参加してくれました。
会場となった6階のホールは、南北がガラス張りです。天気の良い午前中には、雪化粧をした泉ヶ岳がとても近くに見えました。また、天井がとても高く、ヴァイオリン、フルート共にお二人の美しい音色がより豊かな響きに聞こえました。
プログラムはヴァイオリンの名曲「チャールダッシュ」やフルートの華やかさが際立つ「“歌の翼”による幻想曲」などクラシックの名曲が並んだほか、木町通小学校の卒業生でもある土井晩翠が作詞した「荒城の月」や日本の四季メドレーも演奏されました。 そして、お待ちかねの共演では、子供たちがリハーサルとはまた違った引き締まった表情で、澄んだハーモニーを聴かせてくれました。客席では涙を拭っていた方もいらしたそうです。
終演後は、演奏家のみなさんもみなし仮設にお住まいの方の茶話会に参加しました。どの方も、演奏を聴いての感動や感激を口々に演奏家に伝えていました。