お知らせ
【文化庁派遣事業】人来田マイスクール児童館
- 2014.1.25
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*音楽の力による復興センター・東北は平成25年度文化庁芸術家派遣事業〔東日本大震災復興支援対応〕の 音楽プログラムをコーディネートしています。
この日「杜の弦楽四重奏団」の皆さんは、なんとダブルヘッダー(1日に2公演演奏すること)。広瀬マイスクール児童館から、今度は仙台市立人来田小学校内にある、人来田マイスクール児童館へ移動してコンサートです。
こちらの児童館では、学校のある時間に、地域の大正琴や囲碁将棋のサークルへ活動室を貸しているのだそうで、近くのお年寄りもよくいらっしゃるのだそうです。またこの日ちょうど練習日だったブラスバンドの子供たちも、コンサートを聴きに来てくれたこともあり、学校の教室ひとつ分の会場に2歳から70代まで95名を超える来場者。大変なにぎわいとなりました。とはいえ、高学年の子供さんやご年配の方が多かったからか、最初から最後まで小さな子も大人のみなさんも、とても集中して演奏を楽しんでくださいました。
岡さんがヴァイオリンの弦と弓が何でできているか知ってるかな?と質問。弓が馬のしっぽでできていることを知っているお友達が多かったのですが、実際に齋藤恭太さんが、弓を緩めて“しっぽらしく”ふわんふわんとさせると「わぁ!」と歓声があがりました。
曲当てクイズコーナーでは、チェロの塚野さんの軽妙なトークが今日も冴えて「今の子どもから昔の子どもまで、皆さんぜひご参加ください」との口上から始まりました。「見上げてごらん夜の星を」を一発で当てたのは、小学生の男の子。これには塚野さんもびっくり。そして一発で当てるのはなかなか難易度の高い「斎太郎節」も、見事にハンチングの似合う男性の方が正解されて、拍手喝采!
終演後には今年の運を占う(?)大抽選会も開催され、演奏家のみなさんもくじ引きのお手伝いをして、大盛り上がりでした。大当たりの袋の中身はなんだったのでしょうか、気になります…。和気藹々としたとてもアットホームなコンサートでした。
その後、片付けをしていると保護者の方が声をかけてくれました。「今日は、聴きに来てとっても良かったです。心の洗濯ができました。ありがとうございました。」短い時間でしたが、私たちもそんな風に言っていただけてとても嬉しく思いました。またどこかでお会いしましょう。