お知らせ
「高砂一丁目復興コンサート」開催しました
- 2013.5.1
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5月1日(水)、背後地6号公園に引き続き、高砂一丁目公園仮設集会所にて復興コンサートが行われました。出演者はヴァイオリン小川有紀子さんとチェロの山本純さんです。
この集会所は畳敷きです。北仙台カトリック教会のボランティアによる出前カフェも同時開催され、小さな部屋は大いに賑わいました。テーブルをコの字型にして座布団を並べ、見上げるようにしてコンサートが始まりました。狭い会場だからこそ、目の前で繰り広げられる演奏には迫力と臨場感があり、ゆったりとした曲では目を閉じて聴き入る方がいらしたり、モンティ「チャールダッシュ」では聴くほうにも力が籠って、終わった瞬間には「わぁっ!」と歓声が上がりました。そしてアンコールでは「花は咲く」をみなさんと御一緒に。小さな会場でしたが、これまで集会所ツアーの中で一番大きな歌声に、演奏したお二人も驚いていました。宮城野区7か所の仮設住宅集会所を巡った復興コンサートツアーもこの回で最後です。
「無くしたものはもちろんたくさんあるけれど、でもああいうことがあったからこそ、こうしてみなさん来てくれて、音楽を聴かせてもらって、本当にありがたいです」
とおっしゃった或るおばあさんの言葉が、とても心に残りました。On May 1, 2013, we organized a Concert for Recovery at the community hall in Takasago 1-chome Park Temporary Housing Area in Miyagino, Sendai. Amongst the community halls we toured, this was the smallest, yet it was the loudest in singing voice. A comment from one attendee made a lasting impression: “We’ve lost so much, but it is because of the earthquake and tsunami that we have received the compassion of many people. We are really grateful”.