お知らせ
泉中央南「歌声サロン」_7月
- 2025.7.28
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仙台市泉区の復興公営住宅で2015年10月から「歌声サロン」を始めました。
復興センターでは音楽リーダーをコーディネートし、
泉中央南町内会と協働してこのサロンを開催しています。
(仙台市音楽の力による震災復興支援事業)ここ一週間は、仙台でも記録的な猛暑日が続いていて、今日も日差しがじりじりと照りつけています。そんな暑さを少しでも爽やかにしようと、音楽リーダーのソプラノ佐藤瑛利子さんとピアノ原田満梨奈さんが浴衣姿で登場!サロン参加者のみなさんは「あら、素敵ねえ~!」と感嘆の声を上げて、二人を拍手で迎えました。ふわふわのリボンの帯で、後ろ姿も可愛らしいですね。
恒例のウォーミングアップをしたあとは、「ヤッホー」を使った発声練習です。「道路を越えた向かい側のお店の看板まで届くように」と、思いきって大きな声を遠くまで飛ばすことを意識して声を出しました。そして、この「ヤッホー」の発声練習を活かして、『静かな湖畔』の輪唱にチャレンジしました。瑛利子さんに「さっきのヤッホーと同じ感じで、カッコー♪カッコー♪って歌ってみてくださいね」と言われると、みなさん何となくコツがつかめたようで、輪唱も厚みのある響きでとてもかっこよく仕上がりました。
本日のラインナップは、「今日は『星』をテーマに曲を集めてみました」ということで『星めぐりの歌』『星影のワルツ』『空に太陽がある限り』の3曲です。千昌夫の『星影のワルツ』では、一気に高音に上がる難しいフレーズがあるのですが、瑛利子さんから「空の星に向かって、声を伸ばすイメージで」というアドバイスもあり、みなさん伸びやかな声で気持ちよさそうに歌っていました。
後半のミニコンサートでは、まず、中田喜直作曲の『はなやぐ朝』で瑛利子さんが美しい歌声を披露しました。難しい高音のフレーズをコロコロと軽やかに歌い上げる瑛利子さんの歌声に、みなさんうっとり。なんて素敵な曲なんでしょう。
続いて満梨奈さんが「実は、先日スペインに行ってきまして…。スペインといえばフラメンコ!ということで」とスペイン旅行の土産話とともに、西郷輝彦の『星のフラメンコ』をピアノソロで演奏しました。さすがスペイン帰り!ノリが違いますね~。そして、浴衣姿でピアノを弾くというのもなかなか乙なものですね。
さて、続いては本日のメインイベント、島倉千代子が歌った『ミス仙台』です。夏と言えばお祭りに盆踊りですよね。町内会の役員さんが「私踊れるので、みなさんもご一緒に~」と、率先して前に出て踊りの振りを披露してくれたので、大盛り上がりで拍手喝采。そのままアンコールの『七夕おどり』になだれ込み、ちょうどすずめ踊りのうちわがあったので、歌と踊りをみんなで楽しみました。芸達者な方がいると盛り上がりますね!
今日は盆踊りもあり、いつもとはまた違った盛り上がりをみせた歌声サロンでした。次回はどんなプログラムになるのでしょうか。楽しみです。