お知らせ

荒井東「音楽サロン」_1月

2026.1.20

仙台市若林区にある復興公営住宅の荒井東市営住宅へ
2018年4月から、歌を楽しむ会をお届けしています。
今年度は隔月で開催しています。
(仙台市音楽の力による震災復興支援事業)

ごうごうと吹きつける風の冷たさに身も心も縮こまってしまいそうですが、元気に歌えばきっと温かくなるはず!音楽リーダーのメゾソプラノ後藤優子さんとピアノ田村聡子さんは、今回もわくわくするサプライズを用意してきたようです。どうぞお楽しみに!

今日は年明け最初の音楽サロンということで、干支にちなみ、フォスター『草競馬』を歌いました。仙台市の家庭ごみ収集車がこのメロディを流しながらやってくるのでみなさんにはよくおなじみの曲ですが、津川主一による訳詞は初めてだったよう。「しっぽの短い馬は足が速いの?」「競馬はやったことないねえ」などの声が聞こえてきました。

続く昭和の流行歌『寒い朝』では、「小百合ちゃん、可愛いかったね~」と嬉しそうな様子。「北風吹き抜く寒い朝も、心ひとつで暖かくなる」という歌詞が本当に今日にぴったりですね。実感を伴った歌声がのびやかに広がりました。「さあ新春紅白歌合戦です!」と男声と女声に分かれて歌い合い、お互いの健闘ぶりに「お~いいねえ」と拍手を贈り合うみなさんでした。
その後、ザ・ドリフターズ『いい湯だな』を陽気に歌いました。優子さんが宮城バージョンの替え歌を作ってきて、「遠くないのに遠刈田(とおがった)」というシャレにどっと笑いが沸きました。

後半のミニコンサートでは、まずシューベルトの『アヴェ・マリア』が演奏されました。これは或る参加者からのリクエスト曲でした。演歌や歌謡曲など曲のジャンルを問わずにいつも楽しく演奏しているお二人ですが、クラシック音楽のときは少し雰囲気がちがいます。聴いているみなさんもちょっと背筋が伸びるような感じがあります。しん、と心を澄ませて聴き入っていました。
このほか、『若いってすばらしい』『津軽海峡・冬景色』など昭和のヒット曲が披露されたのち、本編最後に優子さんは2011年に作ったオリジナル曲『HIKARI』を歌いました。聡子さんのハーモニーも加わって、息の合った歌声とピアノの調べはとても温かくやさしいものでした。しみじみとした空気の中、「…いい歌だね」とつぶやいた方がありました。

一転、アンコールではにぎやかに『マツケンサンバⅡ』です。なんとお二人は、みなさんのために金ピカのポンポンを準備してきました。みなさん、思い思いにポンポンを振りながら、大盛り上がり。中には立ち上がって踊り出す方々も!ダンシング★クイーン&キングの登場にさらに熱狂の渦が巻き起こり、拍手喝采の中、お開きとなりました。歌って、笑って、踊って、今日もいい汗かきましたね。

お見送りのときに、「次回が待ち遠しい~!」とリクエスト曲を書いたメモを手渡してくれた方が数名いました。はい、今後のプログラムにもご期待ください。今日はみなさんお疲れさまでした!