お知らせ
復興公営住宅自治会情報交換会へ
- 2017.7.28
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社会福祉法人仙台市社会福祉協議会の主催で「復興公営住宅自治会等情報交換会」が行われました。市内5区の復興公営住宅から自治会活動に関わる方々が一堂に会し、互いに情報交換をして日頃の問題や課題解決のヒントを得ようというものです。会場にはおよそ100名の参加者が集まって一杯でした。仙台市のお隣りの名取市からも見学者があり、新たなコミュニティづくりが各地で喫緊の課題であることがわかりました。
参加者はグループに分かれて話し合いをするのですが、初対面の人との対話はちょっと緊張しますよね。参加者同士のアイスブレイクで復興支援団体の活動のデモンストレーションを体験していただき、有意義な話し合いにつなげてもらうようにとの主催者の依頼があり、復興センターが企画制作している「うたカフェ」をお届けする運びとなりました。
2015年10月に仙台市宮城野区の田子西市営住宅で始まった「うたカフェ」は、現在までに若林西市営住宅「うたっこ会」、泉中央南市営住宅「歌声サロン」、あすと長町第三市営住宅「うたごえ喫茶」などに展開しています。
本日はいつもの「うたカフェ」をぎゅっと3分の1に短縮した20分間のお試し版を体験していただきます。音楽リーダーは若林西や泉中央南でおなじみのメゾソプラノ後藤優子さんとピアノ田村聡子さんにご登場いただきました。
準備体操、呼吸と発声の練習をしてかたみなさんで『上を向いて歩こう』を歌います。100名近い人数で歌うのはなかなか壮観ですね。
最後は後藤さんと田村さんの演奏『あの鐘を鳴らすのはあなた』で締めました。サビのところでは会場中が手拍子でいっぱいになりました。本来ならアンコールにお応えしたいところですが、今日はお試し版なのであっという間の終演となりました。が、一番後ろにいらした人たちが笑顔で大きく拍手していた姿が見えたので、後藤さんと田村さんのエネルギーが充分に伝わったように思いました。アイスブレイクにお役に立てたならさいわいです。その後の話し合いがみなさんにとって充実したものになることを願いつつ、会場を後にしました。
短い時間にも関わらず、いつもの通りのエネルギッシュなパフォーマンスを見せてくださった演奏家のお二人に感謝申し上げます。