お知らせ

気仙沼➀四反田「よつば会♪春のコンサート」

2019.4.18

 新年度が始まりました。ほぼ一年ぶりの気仙沼訪問となったのは、ヴァイオリンの駒込綾さんと、ギターの小関佳宏さん。昨年と変わったことは、大島へ行くのにカーフェリーではなく橋を渡って行けるようになったこと。4月7日に開通したばかりの鶴亀大橋を、今回は渡っていきます。まずはその前に、気仙沼市内の市営四反田住宅(災害公営住宅)へ伺いました。

 「よつば会♪春のコンサート」。高齢者の見守り活動や健康体操、集会室でのお茶っこサロンなどを運営するサークル組織“四反田よつば会”さんからのお招きです。引き籠もりがちにならないよう、声を掛け合う機会として、皆で音楽を楽しみたいとのご要望です。2017年5月8日にカルテット・フィデスの皆さんとも伺ったことがあり、この時は予想以上の来場者に、立ち見でギュウギュウになるほどでした。

 大きな窓から日射しが入る集会室に、今回もたくさんの方がお集まりくださいました。「もう、新しい橋を渡ってみた、という方はどのくらいいらっしゃいますか?」と駒込さん、小関さんが尋ねると、住民の皆さんも「まだ行ってないのよ~」「今度、遠足に行くのよね」「もうすぐだね」そんな楽しそうな声が聞こえてきました。鶴亀大橋開通にちなんで「明日に架ける橋」を、またこの季節にちなんだ小関さんのギター独奏で「夜桜お七」を。最後には「北国の春」と瀧廉太郎「花」をみなさんにも歌っていただきました。終演後にはお茶会も。手づくりのおやつや気仙沼の隠れた名産、とっても甘くておいしいいちご。みなさん、ごちそうさまでした!