「宮城と熊本を　クラリネットで繋ぐコンサート」は、東日本大震災、熊本震災で大きな被害を受けた 宮城・熊本の演奏家・音楽愛好家・学生の交流を深め、共にコンサートを創り公演することで、心の復興支援と新しい文化芸術の創造を図ることを 目的とした活動です。熊本在住のクラリネット奏者を中心に、立ちあげられました。

この度、4月1日に気仙沼・南郷コミュニティセンターで、熊本と宮城縁のクラリネット奏者による、復興支援コンサートが開催されました。この気仙沼公演に、「復興コンサート」にご参加いただいている、仙台フィルのクラリネット奏者、ダビット・ヤジンスキーさん（首席）、下路詞子さん、鈴木雄大さんと、宮城教育大学教授で元仙台フィル首席クラリネット奏者である日比野裕幸さんが出演されるとのこと。音楽の力による復興センター・東北では、派遣にかかる一部をお手伝いさせていただきました。

気仙沼公演の前日には、仙台・宮城野区文化センターパトナホールにて、チャリティコンサートを開催。また、この仙台・気仙沼公演に先駆けて、12/26には日比野裕幸さんが、熊本へ指導に行かれたそうです。“交流”をテーマとされた復興支援だからこそですね。南郷コミュニティセンターは、「復興コンサート」でもこれまでに何度かお伺いしています。あのときにお会いしたみなさまにも、今回もお楽しみいただけたのかな、と想像しておりました。熊本のみなさん、お気持ちをお寄せ下さりありがとうございました。（参考：第7回ウィーン・フィル＆サントリー音楽復興基金受賞活動レポート　https://www.suntory.co.jp/sfa/fund/prayer/list/2018/09/）

開催概要：2019年4月1日（月)18:00開演　気仙沼市南郷コミュニティセンター　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｢南気仙沼小学校跡地　復興コンサート｣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出演：仙台フィルハーモニー管弦楽団クラリネットセクション　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宮城・熊本・全国から集まったプレイヤーによるクラリネットクワイヤ　日比野裕幸（指揮）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　プログラム：熊本民謡の贈り物　 絵本「ひまわりのおか」　花は咲く　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　南気仙沼小学校校歌　気仙沼中学校校歌　ほか