お知らせ

みやぎの「花は咲く」合唱団_2月

2021.2.17

≪みやぎの「花は咲く」合唱団≫
かつて宮城野区の仮設住宅にお住まいだった方や津波被災地域にお住まいの
おおむね60歳以上の方々と毎月1回合唱の練習をしています。
2013年10月から続いている活動です。
(仙台市音楽の力による震災復興支援事業)

今日の合唱練習には齋藤翠さんが講師に復帰し、ピアノの目々澤亜紀さんと一緒に指導にあたってくれました。久しぶりに顔を合わせた合唱団メンバーは嬉しさでテンションが上がり、練習にも気合が入ります。翠さんの指導も一層熱がこもったものになりました。

合唱団は3月7日に本番を控えており、今は練習してきた曲を仕上げる段階に入っています。プログラムは10月のコンサートとほとんど同じですが、翠さんから「1回コンサートで歌った曲だからと安心しないで、本番はいつも一期一会のつもりで歌いましょう」と指導され、メンバーは気を引き締めて練習に臨んでいました。
今日の課題のひとつは”首を伸ばして歌うこと”。翠さんは折に触れて「マリオネットのように、頭を上から吊られているような姿勢で」とアドバイスしてくれますが、今日は実際に自分で髪の毛を上に引っ張りながら歌ってみました。そうするとすぅっと首が伸びて、自然と声を出しやすい姿勢をとることができます。歌いやすく、お客様からの見栄えもよくなるので一石二鳥!本番のときだけではなく、歌うときは常にこの姿勢を意識しておきたいですね。

 

 

今日は通しではなく、曲を止めながら細かい部分を丁寧に確認する練習を繰り返しました。同じことを二度、三度と繰り返して練習することで、頭ではなく体で覚えていきます。練習でできなかったことが、本番で急にできるようにはなりません!という翠さんのアメとムチによる指導を受けるメンバーも、目前に迫った本番を意識した練習に励んでいました。