お知らせ

岩沼「うたのひろば にゃん♪」_8月

2021.8.5

復興センターでは【Morino花cco】【すずの会】と協力して
岩沼市で月に1回「うたのひろば にゃん♪」を開催することになりました

今日も朝からうだるような暑さです。熱帯夜も何日か続いているので、寝不足にこの気温が堪えるという人も多いのではないでしょうか。あまりの暑さのせいか今日は参加者の数も控えめでしたが、無理せずご自分のペースで楽しんでいただければと思います。

音楽リーダーを務める仙台オペラ協会のソプラノ岩瀬りゅう子さんと松本康子さん、そして伴奏の富樫範子さんのお三方は、本日もたくさんの歌を用意してきてくれました。
まずはジブリ映画の主題歌から『時には昔の話を』『やさしさに包まれたなら』『君をのせて』の3曲を歌いました。作品は観たことがあっても主題歌までしっかり聴いたり、まして自分で歌ったことはないという人ばかり。首を傾げる参加者に「何となくでもいいから歌ってみましょう!」と声をかけた岩瀬さんのリードで少しずつ練習していると、メロディをそれなりに歌えるようになってきました。この3曲では最後に歌った『君をのせて』が一番なじみある曲だったでしょうか?みなさん大きな声で歌ってくれました。

『幸せなら手をたたこう』では、歌いながら歌詞に合わせて様々なジェスチャーをしました。曲名通りに”手を叩く”、次は”足を鳴らす”、次は”ほっぺをたたく”・・・と今日は全部で6つのジェスチャーが登場(岩瀬さん曰く、実際はもっと長く続くそうです)。最初は1つ1つ、ラストは手たたこうから最後の手をつなごうまで全部通してやってみました。次はどこだっけ!?と慌てる部分もあり、いい脳トレにもなった気がします。

もちろん本日も音楽リーダーによるミニコンサートがありました。
松本さんが歌ってくれたのは『おひさま~大切なあなたへ』。辛いときもそばに寄り添ってくれるような、優しい歌詞に込められた思いにほっと心が安らぐような曲です。元々は年度初めのうたのひろばで歌う予定でしたが、コロナの影響で今日まで延期となっていた曲だそうです。
「春先に歌うのであったかいおひさまの曲をと思ったのに、もはやギラギラのおひさまになってしまって・・・」という松本さんのぼやきにどっと笑いが起こりました。
岩瀬さんが歌ってくれたのは『ね』という曲。この”ね”は会話の中で同意を求めるときなどに発する「ね?」のことで、歌詞の随所に登場します。弾むようなメロディを、岩瀬さんは曲に合わせてステップを踏んだり振りをつけながら歌ってくれて、とってもキュートな1曲になっていました。

時間が経つのはあっという間、本日のうたのひろばも無事に終了しました。外に出ると一段と気温が上がり、息苦しさを感じるほどです。空には大きな入道雲が浮かび、まさに夏真っ盛り。この夏もあちこち出かけるのは難しそうですが、夏ならではの楽しみを身近で見つけていきたいですね。(この事業は令和3年度宮城県NPO等による心の復興支援事業補助金を受けて実施しました。)