お知らせ

みやぎの「花は咲く」合唱団_9月

2021.9.22

≪みやぎの「花は咲く」合唱団≫
かつて宮城野区の仮設住宅にお住まいだった方や津波被災地域にお住まいの
おおむね60歳以上の方々と毎月1回合唱の練習をしています。
2013年10月から続いている活動です。
(仙台市音楽の力による震災復興支援事業)

一時緊急事態宣言の対象地域に指定されるなど、心配な状況が続いていた仙台。現在もまん延防止等重点措置が継続していますが、しっかりと感染防止対策をしながら今月も無事に合唱練習を行うことができました。講師の齋藤翠さん、伴奏の目々澤亜紀さんもひと月ぶりに会うメンバーと近況を報告し合っていました。

 

今日はまず最初に、呼吸のしかたを念入りに確認しました。鼻から吸って鼻から吐く、鼻から吸って口から吐く、今度は吐くときにハミングで声を出す・・・普段は意識せずにしている行為ですが、<呼吸する>ということに集中すると何となく体に力が入ってしまいます。それを察した翠さんから「どこにも力を入れないで、リラックスしてください」と何度も声がかかりました。余計な力が抜けると、いつもより深く息が吸えるような気がします。その状態で出してみた声は、とても伸びやかできれいなものでした。
美しい声で歌うため、これまで様々なことを意識して練習を重ねてきましたが、呼吸の仕方というのは意外とおざなりだったかもしれません。上手に呼吸することで無理なくきれいな声が出せるよう、これから意識していきましょう!

 

メンバーはおうちや車の中など、それぞれの生活に合わせて自主練習しています。そのかいあって音程はだいぶとれるようになってきたので、翠さんから次の課題として「自分たちの表情をもっと出す」というアドバイスがありました。今はまだ楽譜のとおりに淡々と歌っている印象なので、この曲ではどんなことを表現したいか、聴いている方にどんなことを伝えたいかを考え、それを歌声で表現してほしいとのこと。さらなるステップアップを求める翠さんからの言葉に、メンバーは真剣に耳を傾けていました。

 

練習後、メンバーの一人が「あぁ、スッキリした!」と晴れやかな笑顔で言いました。時節柄、閉塞感を感じることの多い日々が続いています。ストレス発散も兼ねまして、これからもみんなで楽しく合唱を続けていければと思います。