お知らせ

みやぎの「花は咲く」合唱団_10月

2021.10.27

≪みやぎの「花は咲く」合唱団≫
かつて宮城野区の仮設住宅にお住まいだった方や津波被災地域にお住まいの
おおむね60歳以上の方々と毎月1回合唱の練習をしています。
2013年10月から続いている活動です。
(仙台市音楽の力による震災復興支援事業)

長かった残暑が終わったと思えば、あっという間に10月も終わりに近づいています。涼しくなって、合唱の練習もしやすくなりましたね。今日も講師の齋藤翠さん、伴奏の目々澤亜紀さんと一緒に頑張っていきましょう!

今日の練習では、要所要所の歌い出しをそろえることを繰り返し練習しました。前奏が終わった後の歌い出しはもちろん、曲中でもブレスを入れた後の歌い出しが少しそろっていなかったのです。翠さんは「ここがピッタリそろうと、すごく上手だなって感じてもらえるんです」と言い、歌い出しの練習を何度も繰り返しました。音程や声の出し方はもちろんですが、これからはそうした細かい部分にも意識を向けていきましょう。

今回の課題曲では、曲の一部を暗譜して歌うという課題も出されています。とはいえ楽譜を開いているとどうしても見てしまうメンバーに、翠さんが「もう楽譜を閉じちゃいましょう!」とスパルタ指導を始めました。今回は翠さんが指揮をしながら先行して次の歌詞を教えてくれたので迷うことはありませんでしたが、次回の練習ではそれもなくなるとのこと。ざわつくメンバーでしたが、練習のときからやっておくことで、本番に備えて精神を鍛えておきましょう、という翠さんの言葉に納得した様子でした。【練習でできなかったことが、本番で急にできるようにはならない】とはこれまで何度も教えられてきたことです。地道に、そして着実に努力を重ねていきましょうね。