お知らせ
【花は咲く】高砂市民センター_11月
- 2013.11.13
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宮城野区被災者交流支援事業 ≪仙台フィルとうたう「花は咲く」合唱団プロジェクト≫
(主催:音楽の力による復興センター・東北、仙台市/助成:ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞)
おおむね60歳以上の津波で被災した方々と毎月1回、仙台市宮城野区内3か所の会場で合唱の練習をしています。高砂市民センターでの練習の2回目です。前回より申込者が増えたので、会場の大きさを倍にしました。復興センター事務局が「あっと言う間の1か月ですね」と言うと、みなさん大きくうなづいて、この練習を楽しみにしていた様子がうかがえました。
最初にウォーミングアップ。宮城野区家庭健康課さんの指導で、体をさすり、唾液腺を刺激し、舌の運動をしました。顔を動かすだけで体じゅうがほんのり温かくなります。
続いての合唱指導は仙台オペラ協会の齋藤翠さん、伴奏は可沼美沙さんです。母音の発音のおさらいをし、「口腔内を広く保つ」「響きを集める」「レガートの表現」など教わりました。伸び伸びとした歌声が会場に満ちました。練習後のお茶飲み会もとてもにぎやかです。以前、同じ仮設住宅にいて現在は自宅や公営住宅に入って離ればなれになったという方たちが「ひさしぶりー!」「元気だった?」「会えてうれしい」とちょっとした同窓会のような場面もありました。また、体調を崩して数年間声を失っていたという方が「自分が声を出して歌えることがわかってうれしかった」とおっしゃいました。
みなさんさまざまな事情を抱えて合唱に向き合っています。歌うことがほんの少しでも日々の生活の支えになれば、私たち事務局もうれしいです。
来月は本番会場で練習しますよ!風邪ひかないでくださいねー!The Miyagino Ward of Sendai and we, as part of larger venture that supports interaction with and between victims of the March 11, 2011 earthquake and tsunami, have begun the “Chorus Group Project: Sing ‘Flowers Will Bloom’ with the Sendai Philharmonic Orchestra”.
The plan is to form a chorus that will be made up of people over sixty years of age and who live within the area that was inundated by the tsunami or in temporary housing in Miyagino Ward. In April of next year, on the Miyagino Ward Cultural Center Stage, they will perform along with the Sendai Philharmonic Orchestra. Under the direction of a professional soprano singer, they will meet once a month to practice.