お知らせ

みやぎの「花は咲く」合唱団_2月②

2022.2.25

≪みやぎの「花は咲く」合唱団≫
かつて宮城野区の仮設住宅にお住まいだった方や津波被災地域にお住まいの
おおむね60歳以上の方々と毎月1回合唱の練習をしています。
2013年10月から続いている活動です。
(仙台市音楽の力による震災復興支援事業)

3月6日のコンサートに向けて、今日は今月2回目の練習日です。当日のタイムスケジュール発表があったり衣装について連絡があったりと、本番が間近に迫っていることをじわじわと実感します。メンバーもやる気がみなぎっているのか、ウォーミングアップの発声から真剣な顔で取り組んでいました。

今日の練習は始まりこそ声が出にくい様子でしたが、時間が経つにつれてどんどん声の響きが豊かになっていきました。前回の練習から1週間という短いスパンのおかげか、先週に翠さんに指導してもらった部分もきちんと生かせていて、とても素敵な合唱になっています。
ある課題曲では歌い終わるなり翠さんが「今のすごく良かったですよ!」と手放しで褒めてくれたので、メンバーにもほっとしたような笑顔が浮かんでいました。

とはいえ、課題になる部分もまだあります。特に「その曲のイメージを思い浮かべて、そのイメージが伝わるような歌い方をすること」が少し難しいようです。しっとりと落ち着いた印象なのか、明るく前向きなイメージなのか・・・音を正確にとって歌うことに意識を向けすぎて、曲それぞれの”色”のようなものを表現することにまで気が回らないときがあるのです。
一度注意されればすぐに反応して歌声も変わるので、決してできないわけではないのです!「みなさんやればできるんです!だからやりましょう!!」という翠さんの愛ある熱血指導に応えるべく、本番まで気持ちを切らさず頑張りましょう。

 

本番前の練習は、当日のリハーサルを含めてもあと2回です。体調に気を付けつつ、総仕上げをしていきましょうね。