お知らせ

仙台市 民児協研修会にて_その7

2013.11.29

(民生委員および児童委員は、地域の住民が抱える問題について親身に相談に乗り、状況に応じた福祉サービスを得られるよう住民と行政機関とをつなぐ役割を果たす方々です。仙台市では、自分が被災しながらも地域住民のための活動を優先して行ってきた委員さんが多くあり、また、震災から2年半を過ぎて心身ともに疲労し消耗している方も増えているとの話をうかがいました。今回、「民生委員児童委員自身の心のケア」をテーマにした全市挙げての研修会が開催されることになり、心の潤いのひとときとして復興コンサートをお届けすることにいたしました。)

7回にわたる研修会もいよいよ最終日となりました。今日は、市内の民生委員の中でも最も長くその役に携わっている方々が集まりました。終演時 客席後ろから
出演は月曜日に続いて杜のピアノ三重奏団(ヴァイオリン岡 千春さん、チェロ塚野淳一さん、ピアノ山形佑輔さん)です。この日も司会を務めた塚野さんの軽妙なトークに、会場は始終和やかな雰囲気でした。素晴らしい演奏を聴いた後に演奏(者)への賞賛を表す「Bravo!」の掛け声や立ち上がって拍手を送る「スタンディングオベーション」について塚野さんが講釈すると、続いて演奏されたチェロの名曲「白鳥」の後にスタンディングオベーションをされる方が多数現れました。中には涙ぐんでいらっしゃる方もいたほど、塚野さんの演奏は素敵でした。 白鳥 白鳥の後のスタンディングオベーション
クラシックだからといって、お行儀よく黙って座っていなければいけないわけではなく、音楽は演奏家と聴き手のコミュニケーションであることを改めて思いました。
岡さんと塚野さんには7回あった研修会のうち5回もご出演いただきました。「G線上のアリア」や「青葉城恋唄」など、岡さんは「何度も弾いていますが、そのたびにいいメロディだな、美しい曲だな、と思いながら演奏しています」と話していたのが印象的でした。

チャールダッシュThe district welfare officer is someone who gives advice to people in the area who have problems, and fulfills the role of connecting public administration with citizens looking to receive welfare assistance in response to their circumstances. In regards to district welfare officers within Sendai, we have heard that many, despite being themselves victims of the disaster, prioritize activities on behalf of citizens of the region, and that the difficult work they have done since the disaster has left an increasing number exhausted in mind and body. Workshops are being held throughout the entire city on the theme of “Caring for Welfare Officers’ Welfare”. We will put on a concert in an attempt to calm their troubled hearts. These workshops will be held throughout October and November, broken up into seven events.

On the last day,  Chiharu Oka(violin), Jun-ichi Tsukano(cello) and Yusuke Yamagata(piano) performed.