≪みやぎの「花は咲く」合唱団≫
かつて宮城野区の仮設住宅にお住まいだった方や津波被災地域にお住まいの
おおむね60歳以上の方々と毎月1回合唱の練習をしています。
2013年10月から続いている活動です。
（仙台市音楽の力による震災復興支援事業）

3/5に開催したコンサートの余韻も冷めやらぬうちに、新年度へ向けての活動が始まりました。引き続き、講師はソプラノ齋藤翠さん（仙台オペラ協会）とピアノ目々澤亜紀さんが務めます。
今日は恒例のウォーミングアップのあとに、新曲2つの楽譜が配られ、気持ちも新たに譜読みをしました。ハーモニーが3部に分かれる部分があって、新しいチャレンジとなりそうです。
休憩時間には「ここの音はどんなだっけ？」「これはね…」とメンバー同士で教えあう様子もあり、新曲への意欲を見せていました。

練習会の終わりに、コンサートの振り返りを行ないました。「近所の人に褒められた！」「友だちが『今回がいちばん上手だった！』って感激してたの」「今回は自分としても満足のいく歌が歌えたと思います」などなど、嬉しい感想がたくさん出ていました。

団員は歌うことで元気になり、その歌声を聴いたお客さんもまた元気になり、お客さんの笑顔と拍手で団員もさらに生き生きとする。何と言いましょうか、人の持つパワーやエネルギーの好循環が生まれていますね。
新型コロナウィルス感染症への懸念のため、2年ほどお休みしていた団員が「あの2年はいったい何だったんだろう、って思うの…でも、またみんなと歌えて本当に良かった！」と熱く語っていました。
いよいよこの秋は合唱団創立10年を迎えます。より多くの人にすてきな歌をお届けできるよう、みんなで頑張っていきましょう！（でも無理せずマイペースでね♪）