仙台市では、新しい音楽ホールと中心部震災メモリアル拠点の複合施設を整備する計画を進めています。
この施設では『文化芸術を子育て・教育・福祉・まちづくりなどに生かす』ことを大きなテーマとし、
施設のオープンに先立ち、さまざまな取組みにチャレンジしていきます。
その一環として開催する「青葉山おんがくひろば」は、施設が立地する青葉山エリアを舞台に、
子どもたちが音楽をはじめとするさまざまな芸術と出会い、創造性や発想力を育むことができるイベントです。

◆仙台フィルメンバーが贈る音楽物語「くるみ割り人形」◆
チャイコフスキーの名作バレエ組曲を、室内楽とピアノとバレエとおはなしで、45分間の音楽物語にまとめました。

4歳から小学生の子どもたちと保護者が、目の前で繰り広げられる生の演奏と、バレエと、お芝居を楽しんでいました。観客から寄せられたご感想をいくつかご紹介します。

◆こどもから
「とてもすごくてとってもおどりがきれいでした。とってもたのしかったとおもいました」
「あしぶえのおんがくはしょくぶつがそだっているようなメロディーでした。何かおどっているかんじでした」
「わたしが知っているおんがくもあって楽しかったです。おかしもたくさんあっておもしろかったし、お話もとてもワクワクしました。バレエもきれいでした」

◆おとなから
「ステージから近く、見ごたえがありました。おはなしも面白く、子供もあきずに見られました」
「子どものためと思って来ましたが、私自身が楽しめました。目の前で観賞できてよかったです」
「演奏、バレエ、俳優さんの進行が上手に練られていて、良くできていました。とても楽しかったです」

◆出演
ヴァイオリン：宮﨑 博（仙台フィル）
ヴァイオリン：佐々木亜希子（仙台フィル）
ヴィオラ：梅田昌子（仙台フィル）
コントラバス：黒江浩幸（仙台フィル）
チェロ：山本 純（仙台フィル団友）
ピアノ：木下順子（アートウェイ音楽事務所）
バレエ：舞泉静香（カトルカールバレエスタジオ）
おはなし：芝原 弘（コマイぬ/黒色綺譚カナリア派）
◆構成と演出　伊藤み弥