復興センターは、文化庁令和6年度学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業〈東日本大震災復興支援対応〉を
受託する実行委員会の一員として、音楽プログラムをコーディネートしています。

うららかな秋晴れの今日は、仙台市立川平小学校へうかがいました。出演はマリンバアンサンブルのこころ音（マリンバ星律子さん、マリンバ熊谷昇子さん、パーカッション布田恭子さん）です。

体育館に集まった1年生と3年生は、まず楽器の大きさにおどろいていました。膝立ちになって興味津々で見ている子もいました。年季の入った体育館にマリンバの豊かな響きが広がって、みんな音に包まれて聴いていました。
布田さんが床をドラムのように叩いてみせると、子どもたちは真似をして手のひらで床をたたき出し、大迫力の共演になりました。子どもたちの反応の良さに演奏家の皆さんはにこにこしていました。
また、子どもたちは学習発表会で自分たちが演奏した『きらきら星』『小さな世界』を今日はプロが演奏するのを嬉しそうに目を輝かせて見つめて、一緒に歌っていました。元気な歌声が響いて、演奏家はパワーを受け取ったみたいですよ。