お知らせ

みやぎの「花は咲く」合唱団_1月

2025.1.24

≪みやぎの「花は咲く」合唱団≫
かつて仙台市宮城野区の仮設住宅にお住まいだった方や
津波被災地域にお住まいの、おおむね60歳以上の方々と
毎月1回合唱の練習をしています。
2013年10月から続いている活動です。
(仙台市音楽の力による震災復興支援事業)

年明け最初の練習日です。みなさん今日も元気に集まり…と言いたいところですが、数日前の凍った道で転んで骨折したメンバーが2名いました。今はとにかく療養に専念していただきたいと思います!
なんと講師のソプラノ齋藤翠さんも同じく転倒による負傷で、今日は右腕が上がりにくくなっているとのこと。どうかみなさんくれぐれもご注意くださいね!!ピアノ目々澤亜紀さんはお元気そうでよかったです…

さて、年が明けますと、練習会は3月のコンサートまであと数回を残すところとなり、指導にも熱が入ります。いつもより広い会場で、少ない人数での練習となりましたが、1曲1曲ていねいに、声の響きや音程を確認しながら進めました。
歌詞を「み」に変えて歌うと、声を眉間の裏側に当てやすくなり、声がよく響くようになります。また、「だ」「ば」など濁音の子音は軽く捌くことも練習しました。
口腔内を高く持ち上げて開けるために「熱いたこ焼き!」という掛け声が何度も飛び交っていたのが、面白かったです。

『贈る言葉』は言葉が多いため語るようになってしまい、一定のテンポを保つことが難しい様子があったので、つんのめらないよう落ち着いてテンポに乗ることを意識づけました。ともするとのんびりしがちなアルトさん、せかせか進みがちなソプラノさん、お互いに「一緒にハーモニーをつくる」ことを楽しめるようになりたいですね。