お知らせ

【文化庁派遣事業】鶴が丘幼稚園へ

2014.2.12

*音楽の力による復興センター・東北は、平成25年度文化庁芸術家派遣事業〔東日本大震災復興支援対応〕の
音楽プログラムをコーディネートしています。

今日は仙台チェンバーアンサンブルのみなさんと、仙台市泉区にある鶴が丘幼稚園へ伺いました。
先週末、78年ぶりの大雪で35cmの積雪があった仙台市。山の手にある鶴が丘はまだまだ雪が解けていませんが、コンサート会場となった「ほーる」にはもうお雛様が飾ってあり、春が近づいていることを感じました。鶴_1
鶴_2  140名余りの園児に保護者や未就学児クラスの親子も加わって賑やかにコンサートが始まりました。楽器紹介では、楽器の名前を一度聞いただけで覚えてくれたようです。
ソプラノの勝又久美子さんが歌うオペラ「トスカ」の「歌に生き 恋に生き」についてクラリネットの叶光徳さんが曲の紹介をすると「知ってるー!」という声が聞こえて、先生たちも演奏者もびっくりしつつ「ん?本当かな…?」と苦笑していました。
鶴_4「ドレミの歌」ではボディパーカッションに挑戦です。年少さんも年長さんも、リズムに合わせて手を叩いたり、お相撲さんの真似をして「どすこい!どすこい!」とシコを踏んだり。体全体を使って、歌や楽器の演奏に合わせて楽しみました。
そして、この幼稚園には園歌があり、園児はこの歌が大好きなようで、「これから演奏します」と叶さんが曲紹介をするとみんな大喜び。特に年少・年中のお友達が大きな声で歌ってくれました。
終演後、園児代表から演奏者にかわいい花束が手渡されました。また、演奏者が出発するとき、子供達はお部屋の中からいいお顔で手を振ってくれました。
コンサート楽しかったね、またいつかお会いしましょうね。