宮城野区被災者交流支援事業 ≪仙台フィルとうたう「花は咲く」合唱団プロジェクト≫
（主催：音楽の力による復興センター・東北、仙台市／助成：ウィーン・フィル＆サントリー音楽復興祈念賞）
おおむね60歳以上の津波で被災した方々と毎月1回、仙台市宮城野区内3か所の会場で合唱の練習をしています。
 今年4月、仙台フィルと一緒に宮城野区文化センターのステージで歌います。

2月も下旬となりますと、日脚も伸びて気分も春めいてきますね。
 本日、「花は咲く」合唱団メンバーは趣向を変えてコサージュづくりに挑戦しました。コンサート本番のときに全員で花を胸に飾ろうというわけです。コサージュ作成にはボランティア団体「編み物いっぽ」のみなさんにご協力いただき、試作と指導にあたっていただきました。編み物いっぽは仙台市シルバーセンターで定期的に活動しているグループで、震災復興支援活動として宮城野区の扇町一丁目仮設住宅などを訪問して、手芸サロンを開催しています。

今日はマンツーマンで指導していただきました。いつもの合唱練習とは勝手がちがって最初は黙々と手を動かしていましたが、慣れてくると会話も弾むようになりました。手を動かしながらのおしゃべりもまた楽しいものです。なごやかな雰囲気の中、コサージュが完成しました。「あまり上手くできなかったわ」と言いつつもまんざらでもない様子です。出来栄えは4/23の本番でどうぞごらんください。