お知らせ

気仙沼その8_反松公園住宅へ

2014.6.26

気仙沼滞在も今日で4日目、あっという間に最終日となりました。昨日に続き、仙台フィルハーモニー管弦楽団メンバーからなる弦楽四重奏団カルテット・フィデス(ヴァイオリンの松山古流さん、熊谷洋子さん、ヴィオラの御供和江さん、チェロの石井忠彦さん)が演奏します。
IMG_4628-からりと晴れて気温の上がりそうな一日。まずは反松公園住宅へ。96世帯が暮らす規模の大きな場所です。テンガロン・ハットを被ったカッコいいおじさまや、きらめく紗のジャケットを羽織ったおばさまがいらして、オシャレな方が多い印象です。IMG_2574-

ここでは「クラシックの曲をじっくり聴きたいな」という声もいただき、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」第2楽章を弦楽四重奏にアレンジしたものを演奏しました。IMG_2579-
みなさんこの曲では本当にじっくり聴き入っていました。8分半ほどある曲なのですが、曲の長短にかかわらず、演奏家の集中力と言いますか、なにか熱量のようなものがしっかり伝わっているような気がしました。
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そしてリクエストいただいていた千昌夫さんの歌う「いっぽんの松」と「北国の春」。反松
「あのふ~るさとへ、かえろかな~♪」とここでも大合唱となりました。なんとも明るい千さんの歌声にみなさんが歌いたくなる秘密が隠れているような気がします。

帰り際には、テンガロンハットのおじさんの淹れてくださったアイスコーヒーをいただいて、みんなホッと一息。お心遣いが沁みました。ありがとうございました!IMG_4750-