お知らせ

みやぎの「花は咲く」合唱団_8月

2014.8.29

宮城野区被災者交流支援事業 ≪みやぎの「花は咲く」合唱団プロジェクト≫
(主催:音楽の力による復興センター・東北、仙台市)
宮城野区の仮設住宅および津波被災地域にお住まいのおおむね60歳以上の方々と、
毎月1回、合唱の練習をしています。

0829-18月は2回目の「花は咲く」合唱団の練習会となりました。今日も朝から、ずいぶんな暑さです。受付を行う廊下と、練習会場の部屋の中では、5℃くらい温度が違うのではないかと思えました。

この日は、仙台市国連世界防災会議準備室のウェブサイトの取材などが入り、いつもよりギャラリーの多い練習会場となりました。とはいえ、新しく今季から加わった方たちも2回目、3回目と徐々に慣れてきた頃でしょうか、始めから齋藤翠先生の笑顔いっぱいのご指導のもと、笑い声の絶えない練習となりました。0829-2

現在は10月はじめに行われる「せんだいクラシックフェスティバル2014」の中の「街なかコンサート」で演奏するべく練習を頑張っているところですが、この中で歌う「夕焼小焼」でひとつの挑戦をしてみることになりました。それは、男声だけで歌うところと、女声だけで歌うところを作ってみること。男性は、女性に比べると人数はとても少ないのですが、元々の声量は女性の3倍もあるのだそうです。「な0829-5ので、大丈夫ですよ!」との翠先生のひと声に、男性陣もまんざらではなさそうです。

そして練習後半。「みなさん、とっても良く歌えるようになってきました。でも、ひとついいですか?声に、輝きが足りない!」との翠先生の一言に、みなさんから笑い声が溢れます。「私がこうしてください、とお願いするとすぐにできるようになるのに、言わないと元に戻ってしまう、というのは『歌わされている』感があるからです。みなさん、自分から!もっと自分から歌ってみましょう」とのお話し。なるほど、とみなさん思ったのではないでしょうか。0829-3

いよいよ次回の練習はもう、9月。コンサートも近付いてきました。楽しく、元気よく、夏を越えられたみなさんです。仙台の街なかで、自分たちの歌声が響き渡るなんて…楽しみになってきましたね。もう少し、がんばりましょう!