お知らせ

みやぎの「花は咲く」合唱団_9月

2014.9.17

宮城野区被災者交流支援事業 ≪みやぎの「花は咲く」合唱団プロジェクト≫
(主催:音楽の力による復興センター・東北、仙台市)
宮城野区の仮設住宅および津波被災地域にお住まいのおおむね60歳以上の方々と、
毎月1回、合唱の練習をしています。

9月ともなりますと、朝晩めっきり涼しくなりますね。芸術の秋です。仙台クラシックフェスティバルはもう半月後に迫って来ています。
いつもウォーミングアップに顔や口周りの体操をするのですが、今日は「ウィンクを交互にしてみてください」とのオーダーに、「あら、ウィンクなんて何年振りかしら」「若いころはできたんだけどねえ」とあちこちから笑い声が湧きました。つづいて、早口言葉の「かえるぴょこぴょこ」「赤巻紙青巻紙黄巻紙」「骨粗鬆症訴訟勝訴」を一気に言い、また笑いが起きました。笑うと全身が温かくなって準備体操に持ってこいですね。
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今日も歌唱指導は齋藤翠さんです。本番まで練習はあと2回という大事な時期ですから、徐々に音楽的な要求が高くなってきます。合唱団のみなさんはその要求に応えようと、見事な頑張りを見せています。
咽喉声や胸声にならないよう、「おなかから声を出すイメージで」と泉が湧き出すようなジェスチャーを示すと、とたんに響きが美しくなって、スタッフも思わず「ほお~」と聴き惚れてしまいました。IMG_20140917_103010
「口の開きをつぶさないように」と発音のことは毎回きびしく注意されています。IMG_20140917_102655
とくに「村祭り」などは子供の頃から馴染んでいる曲ですから、子供のままで歌ってしまいがち。翠さんは「幼くならないように、大人っぽく」「頭声を響かせて」「尾骶骨を下に向けて、腹筋の支えを」など事細かに指摘して、繰り返し練習していました。これからさらに磨きをかけていきましょう!