お知らせ

【文化庁派遣事業】仙台市立八木山小学校へ

2014.10.8

*音楽の力による復興センター・東北は、
平成26年度文化庁芸術家派遣事業〔東日本大震災復興支援対応〕の
音楽プログラムをコーディネートしています。

今日は仙台市太白区にある仙台市立八木山小学校へうかがいました。出演は仙台チェンバーアンサンブルのみなさん。メンバーはヴァイオリン叶千春さん、チェロ塚野淳一さん、フルート渡邉珠希さん、クラリネット叶光徳さん、ピアノ門脇麻美さん、パーカッション小林直央さん、そしてソプラノ勝又久美子さんです。IMG_20141008_111750
会場の体育館に480名近い児童がびっしりとならび、壮観です。オープニング曲「サウンド・オブ・ミュージック」で勝又さんはマイクを使わずに歌い、会場中に響き渡る朗々とした声に子どもたちも先生も驚いていた様子です。
学校の木琴をお借りして小林さんが「道化師のギャロップ」を演奏しました。「あ、運動会の歌だ」と1年生が気づいて、すばやいマレットさばきを真似して楽しそうにしていました。
20141008八木山小_修正済指揮者体験コーナーでは、まず全員で二拍子の振り方を練習した後、やんちゃな2年生男子と物静かな6年生女子が「ラデツキー行進曲」に挑戦しました。2人ともプロの音楽家を前にもの怖じしない見事な指揮ぶりを披露し、ハラハラして見ていた先生方もほっとした様子でした。
最後にみんなで校歌を歌いました。プロの演奏、しかも管・弦・打楽器のアンサンブルで歌うのはいつもとちがう雰囲気ですね。「子供たち、いつもより大きい声が出てました」と或る先生が感心していました。
来月の学習発表会を控えて児童はそれぞれ練習に励んでいる時期とのことです。今日のわくわく感や楽しい気持ちが子供たちの表現に活かされたら、私たちもうれしいです。みんな元気でね!