お知らせ

みやぎの「花は咲く」合唱団_10月

2014.10.29

仙台市「音楽の力による震災復興支援事業」/宮城野区被災者交流支援事業
 ≪みやぎの「花は咲く」合唱団プロジェクト≫
(主催:音楽の力による復興センター・東北、仙台市)
宮城野区の仮設住宅および津波被災地域にお住まいのおおむね60歳以上の方々と、
毎月1回、合唱の練習をしています。

IMG_20141029_103206日に日に寒さが増す仙台、風の中に落ち葉が舞い散るこのごろです。今月初めに仙台クラシックフェスティバル2014「街なかコンサート」に「花は咲く」合唱団が出演したことが、なんだか遠い日のことのようにも思えます。ひとつ大舞台を終えたせいでしょうか、今日の合唱団メンバーの表情には何か明るい力強さが感じられました。いつも体操を指導する宮城野区家庭健康課の松崎さんの提案で、「みんながんばったね!」と全員でハイタッチを交わし合いました。おかげで肩も顔の筋肉もよくほぐれて、じんわりと暖かくなりました。ひとつのチームだという雰囲気が強まったようでした。

さて、合唱指導はいつもの齋藤翠さん、今日の伴奏は小川菜摘さんにご協力いただきました。IMG_20141029_105308
今日から気分も新たに新曲に挑戦です。せんくらの経験から察するに、もう「ハモリ」は問題なさそうですね。
翠さんが持ってきた曲は森繁久彌「知床旅情」とドヴォルザーク「家路」です。どちらも合唱団のみなさんにはおなじみの曲です。メロディを口ずさみながら自然と体をスウィングさせる人が多くありました。
とはいえ、合唱となるといつもと勝手は違います。IMG_20141029_110739
「あくびののどで」「のど仏を下げる」「軟口蓋を上げて」「胸声はダメです、頭声にしてください」などなど、翠さんからの注意をみなさん楽譜に書き込んでいました。
歌うことについて徐々にハードルが上がっていますが、果敢に挑むみなさんの姿に頼もしさを感じます。これから冬へ向けて風邪に負けないよう、健康第一で歌を楽しんでいきましょう。