宮城県の東部、東松島市は東日本大震災の津波で大きな被害があった地域です。市立矢本第一中学校の生徒も、程度の差こそあれ、その多くが被災をしたそうです。
今日は（写真左から）仙台オペラ協会の松岡朋美さん、可沼美沙さん、山田正明さん、齋藤翠さん、及川亜紀子さんが訪れました。この中学校が音楽教育に力を入れていて合唱コンクールへ向けて熱心に取り組んでいるということと、齋藤さんが東松島市出身ということで、「是非！」と仙台オペラ協会のみなさんにご出演いただきました。

音楽の授業でオペラについて学習しているそうで、目の前で実際に演奏を聴き、生徒の関心が一層高まった様子だと先生がおっしゃていました。オペラの発声法や物語について話していたり、休み時間にオペラ歌手になりきって声を出している生徒もいたそうです。
CDやDVDとはまったくちがう、生の声や演奏を体で感じることができる経験はとても貴重で魅力的です、との言葉をいただきました。どうもありがとうございます。