お知らせ
音楽で元気になろう!「旭ヶ丘みんなのコンサート」
- 2014.12.18
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昨年の6月から半年に1回開催されてきた、仙台市旭ヶ丘市民センター「音楽で元気になろう!旭ヶ丘みんなのコンサート」。
旭ヶ丘地区のみなし仮設にお住まいのみなさんが月に一度集う「旭ヶ丘サロン」の拡大版として、地域の方も一緒に楽しんでいただこうとの趣旨で開催されています。
4回目となる今回は「冬のホットなコンサート」というサブタイトルが付けられ、雪の舞う午後のコンサートとなりました。開演前にちょっと聞いてみたところ、これまでにも来たことがあるよ、と手を挙げてくださった方があちらこちらにいらっしゃいました。平日の午後とあってご年配の方がほとんどですが、小さな女の子もお母さんやおばあちゃんと1列目に座っています。
出演は、午前中の六郷あすなろ大学に続き、ソプラノの沓澤裕恵さん、ヴァイオリンの駒込綾さん、ギターの小関佳宏さんの3名です。
舞台のあるホールを会場に「踊り明かそう」から始まったコンサート。ヴァイオリンの駒込さんの楽しいお話しも、会場を徐々に和ませてくれます。
中盤では音楽と朗読による「スノーマン」、雪だるまの物語。
ソプラノ沓澤さんによる表情豊かな朗読と、ヴァイオリンとギターによる場面描写に、聴いていらっしゃるお一人おひとりが絵本のページをめくっているような気持ちになっていたようでした。
最後には懐かしい「ペチカ」をヴァイオリンとギターで、続いてクラシックのソプラノ歌手による「津軽海峡・冬景色」でコンサートを閉じました。
アンコールでは「冬景色」をみなさんと一緒に歌いました。今日、ここで初めて会った人たちが、ひとつに声を合わせて歌う。みなさん、とても澄んだ声で歌ってくださいました。それだけのことなのですが、同じ時をご一緒したもの同士で、すぐに音楽を奏で楽しむこの時間は、「復興コンサート」らしいひとコマだなといつも思います。終演後にはお客さんと一緒に記念写真を撮りました。みなさまどうぞ良いお歳を!