お知らせ
みやぎの「花は咲く」合唱団_2月
- 2015.2.10
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仙台市「音楽の力による震災復興支援事業」/宮城野区被災者交流支援事業
≪みやぎの「花は咲く」合唱団プロジェクト≫
(主催:音楽の力による復興センター・東北、仙台市)
宮城野区の仮設住宅および津波被災地域にお住まいのおおむね60歳以上の方々と、
毎月1回、合唱の練習をしています。立春を過ぎ、日差しはどんどん春めいてきますが、今朝の天気予報は今年一番の寒気の訪れを告げていました。たしかに風は肌を刺すように冷たいです。しかし、寒さにもめげず本日も30名の合唱団員が集まりました。
まず、ウォーミングアップでは全身の皮膚をゆっくり摩擦することから始め、首や肩、顔のストレッチを行ないました。仕上げは最近恒例の全員肩揉みとハイタッチで盛り上がりました。本日も合唱指導は仙台オペラ協会の齋藤翠さん、ピアノ伴奏は佐藤亜紀さんです。
「花は咲く」コンサート本番を来月に控え、指導にもますます力が入ります。「今日はやりたいことがいっぱいあるので、みなさんがんばってついてきてくださいね!」と翠さんは檄を飛ばします。合唱団はちょっと前のめりの姿勢になりました。
・音にぶらさがるのではなく、自分で音をつかまえにいくこと。
・子音から母音への移行をすばやく滑らかに行うこと。
・低い音や「お」の母音をくぐもらせないこと。
・音の変化はなめらかな曲線のようにつなげること。
・口の中にほおづきの実があるようなイメージで、のどをよく開けること。
・軟口蓋を引き上げて、明るく大人っぽい発声を忘れないこと。
などなど、たくさんの注意事項が出ました。
でも、翠さんはほめ上手なので、何度か繰り返すうちにみなさん楽しみながら課題をクリアしていきます。この感覚を忘れないで積み上げていってほしいですね。
次回の練習は2月25日です。「一日一回は楽譜を開いてください。歌詞を声に出して読むだけでもよいです」と宿題が出されました。風邪のはやる時季です、みなさんどうぞ気をつけてくださいね! (み)